ロッテルダムの動物園のしあわせそうな住人
おもしろうてやがてかなしき鵜飼かな
ではないけれど、動物園は楽しいけど悲しい。
地元の池田動物園は狭いので、いよいよかわいそうだった。
象がダンスのステップを踏むように片足を出したりひっこめたりしていたので飼育員の人に「踊ってるんですか?」と聞いたら「ストレスです。」と言われた。…。
それでも動物園は好きなので、旅をしたら動物園に行きたくなる。
今回はロッテルダムの動物園が楽しかった。
笑っているラマ。
おしゃべりな魚。
昼寝するカバ。
みんな幸せそうに見えた。
15年前に行ったケニアの平原に暮らす動物ほどじゃないけど。
他の動物園ではレッサーパンダはだいたい平地に暮らしていた。上海のレッサーパンダなんて、お菓子をもらいまくって毛並みがひどいことになっていた。
中国はレッサーパンダにかぎらずひどいことになっていることがある。
上海動物園のジャイアントパンダは薄汚れていたし、蘇州動物園のゾウは見学者にちょっかいをだされて迷惑そうだった。
通り過ぎる人も気がつかない。木の上でのんびりしていた。