シン・ゴジラ
あまりにも評判がいいので、見に行きました、シン・ゴジラ。
まず驚いたのが、ゴジラの姿だ。
始まって20分くらいしてゴジラの全体像が出てくるのだけれど、これが本当にびっくり!ブ、ブ、ブ、ブサイク!
私たちが知っているゴジラとは全くの別物で、顔はニワトリで、体は巨大なミミズとウジ虫を割ったような感じ。立って歩かず、グニュグニュ前進していくのだ。あまりのひどさにふざけているのかと思った。目はワッペンシールをくっつけたみたいでいっちゃってる。予算がなかったの?と疑ってしまった。
しかし、このひどさはちゃんと(?)変態前という理由があったのだ。やれやれ。あの姿でずっと見せられたら感情移入できない。
一番の見所は、日本の危機管理能力を問うているところだ。とてもリアルに見えた。ゴジラの形を借りて放射能問題を考えさせている。あの部屋は本物らしいし。
あと、出演者もいい。英語と日本語を混ぜながら喋る石原さとみと竹野内豊がおもしろい。野村萬斎の名前が出ているからどこで?と思ったら、ゴジラの声だった。わかんないわあ。
確かに期待を裏切らない、大人にも面白い映画だった。