寂しい生活と幻冬舎と
稲垣えみ子さんの本、おもしろい!これで3冊目だけど全部、すんごくおもしろい。
この「寂しい生活」は、ちっとも寂しくないし、憧れる。
中国生活3年間を経て帰国した時、あまりに物があふている日本に疲れた。物の種類が多すぎて、迷って迷って買えないのだ。
中国だと、納豆は2種類しかなかったけれど、日本では10種類以上ある。他のものもありすぎて、食料品を買うのに一時間以上かかってしまった。
稲垣さんは冷蔵庫もクーラーもない生活をしている。冷蔵庫がないので、買いだめはしない。その日の分だけ買う。それでも余った食材は干す。いい。
暖房もクーラーなしになって、季節を感じる感覚が研ぎ澄まされたそうだ。梅雨明けがわかるそうだ。クーラーなし、無理だ。