横溝正史の世界
中学生のころ、横溝正史の本や映画が流行った。
八つ墓村、悪霊島、獄門島、悪魔が来りて笛を吹く、犬神家の一族、、、。
その雰囲気を思い起こさせる店に行った。蕎麦屋なのだけれど、昭和の匂いがする品々が並んでいる。昔の我が家や祖父母の家を思わせる。
こけしがガラスケースの中に並んでいた。あれはなんだったのだろう。旅行先で買い求めたのかしら。ペナントなんてものもあったなあ。三角の。
そもそもこけしってなんだ?旅先で買い求めた土産物のようだ。両親は若い頃旅をしたのだろうか。そういえばこけし以外にもいろんな置物があったなあ。それぞれに思い出があったことだろう。
昭和が終わってはや30年。来年には平成もおわる。