匂いについて
横浜の友人宅はそれはそれは素敵なお家です。贅沢をせずシンプルに大切に暮らしてます。何しろクーラーがないのです。夏はこないほうがいいと言ってました。
娘のイトちゃんはバイオリニストで、18の時からヨーロッパ暮らしをしています。あちらで活動をしていたのですが、9・11があってからフリーの演奏家はなにかと面倒なことも多くなったらしく、日本に帰ってきたそうです。12月23日にはみなとみらいでコンサートをしたそうです。かっこいい。
で、この御宅でイトちゃん、母のヒサコさん、私と同い年のトモコさん、そして私の4人で、ランチを食べてお互いが書いてきた作文を読み合うという会をしました。
もちろんその会も面白いのですが、そな周辺の話もおもしろい!
トモコさんは冬の匂いについて書いていました。知り合いのセラピストに自分に合う香りをブレンドしてもらったそうだ。するとイトちゃんはヨーロッパにいた時に、そういう資格を取ったという。そういえばランチの時に出されるお茶も、その後もお茶もそれぞれに香り豊かでおいしかった。自分の体調を整えるのとバイオリンの調子を整えるために始めたそうだ。
バイオリンの調子?先日のみなとみらい大ホールはいい音色だったけれど、場所によっては音が出ないようなところもあるらしい。アウシュビッツなど、絶対に持って行けない、と言っていた。で、調子が悪くなった時にそのハーブなどを使うのかなあ。私にも作ってくれた。
バイオリンにとっていい場所ってどんな場所なの?と聞いたら、うーん、やっぱり人が集まる場所かなあ、って。そういえば宝くじのよく当たる場所もそういう人の流れがいい場所だもんね。へーって感心した。面白い話を聞かせてもらったわあ。ああ、いい場所だった。