二回目の歌舞伎
去年初めて歌舞伎座で歌舞伎を見た。
泊まっていたホテルが近かったし、時間があったし、で歩いていたら当日発売のチケットを売っていたので並んで買ったのだった。
何も期待していなかったけれど、思いの外楽しめた、イヤホンガイド(500円)をきいていればストーリーがわかる。人情物や喜劇や歴史物や趣向の違うもの三つがあるので飽きない。
役者さんのハリのある声やお囃子、色鮮やかで豪華な衣装や舞台装置など見所はいろいろあった。その時は気がつかなかったのだけれど、市川海老蔵(今、名前違う?)が若い日の信長役で出ていて、役にぴったりだった。思ったよりも小柄だった。
今回も同じホテルに泊まったので4時にふらりと寄ると、4時半から2時間のお芝居の分が買えた。二千円だった。ただし立ち席しかなかった。
またまたなんの期待もせずに見ていたが、坂東玉三郎さんが出ていた!うれしい!一度本物を見たかったのだ。立ち姿、手のつき方、お声、全て美しい。
ああ、これはもっと高い席で、近くで、見たかった。
どうやって買えばいいのだろう。一番後ろからしか見たことがない庶民な私。