ああ介護
ここにきて親の介護問題が大きくなってきた。
父89、母85なら当然か。
私は去年までフルタイムで働いていたけれど、今年から非常勤で働くようになって時間に余裕ができた。もっと親孝行したいと思って選んだ道だけれど、この親孝行はしんどい。働いていたほうがいいとも思える。働きに給料は出るが、介護には給料は出ないし、反対にお金がかかる。わかっていたことだけれど、なんか大変。これを世間の人はやっているのね、私も遅ればせながら学んでいるわ。
一昨日は大変だった。母が白内障の手術で一泊したため、私が父と老犬のいる実家へ泊まった。普段は母が担っていることを私がしなくてはならない。先週も同じ流れで、泊まったが全く熟睡できなかった。犬が何度も起こすのだ。
老犬は白内障と糖尿を患っていて、紙おむつまでしている。そのため紙おむつを外して何度も外へ連れ出し排尿及び排便をさせなければならない。夜中にクウーンと鳴いて、廊下を歩く音がしたらトイレの合図だ。私は布団から出て、老犬のオムツを外し、外へ誘う。寒い。暗い。出たくない。しかし漏らされるよりマシだ。行くしかない。そうなのだ、この日の夜7時、廊下や畳に点々と便の跡がある。当然臭い。そう、老犬が廊下に便を撒き散らしたのだ。紙おむつをしているのになぜ!と思うが仕方ない、漏れるものは漏れる。母からもそれは聞いていたが、実際目にすると腹が立つ。テッシュと雑巾で廊下と畳を拭くのは大変だった。母は畳の目に入ったら取れないからと仕上げはお湯で拭いたらしい。ああああめんどくさい。
「今度こんなことしたら山へ捨てるで!」と老犬に言ったがわかるはずもない。
そんなことが1週間前の金曜日。そしての一昨日。また、廊下に点々と、、、、、ぐわああああ!あのバカ犬!と思って犬を探すと父の布団の上できょとんとしている、お尻も汚れていない。え?
もしかしてと思いながら、風呂から出た父に「うんこ漏らした?」と聞いたら「うん」と。ぐおおおおおおお!今度はこっちか!やけに風呂が長いし、湯を全部抜く音はするし、変だなあとは思ったが気にしないようにしていたらそんなことがあったとは。
父は「風呂に入っていたら行きたくなって、出たけど間に合わんかったんよ。でもちゃんと拭いたから大丈夫」と。
大丈夫じゃないよ。たくさん残ってたし、廊下くさいし、何回も拭いたよ。あああああああ、わかってる、老人だから、わかってる、認知だから、わかってる、でもでもでも、ぐおおおおおお! 山に捨てるわけにもいかない。
はあ、介護って美しくないね。臭いね。当たり前だね。

初めての、ズンバ
北京に行って毎1万8千歩歩いていたら、歩くことの気持ちよさを感じてジャンジャン歩きたくなった。で、ここ3日5時過ぎに歩いている。
そうしたら、烏が喧嘩して屋根に落下してるのが見えたり、土手の草むらでは虫と鳥の合唱が聞こえたりして楽しい。ゆったり続けよう朝散歩。

今日初めて「ズンバ」というものをした。
ズンバって響きはなんだか田舎っぽいのに、イケイケのダンスだった。ラテン系の音楽に合わせて、キレッキレで踊る。最前列のおばさまはサブアシスタントみたいにリュンリュンビュンビュン踊っていた。いでたちも柄物の派手なシャツにピタッとしたタイツみたいなパンツ、笑顔で踊っている。私は動きに全くついていけない。笑顔なんて作れるわけもなくへ憮然と踊った。おまけに1500円の芋ジャージ。髪型も芋。体型も芋。みるに堪えない姿だっと思う。幸い鏡を見ることを避け、一番端っこの後ろで盆踊りの早い版くらいの動きをした。いやー、痛い痛い。己が痛い。あああ、でもまた行ってみよ。
北京旅2
ホテルニューオータニの連泊、幸せ。2日で1,742元。1泊1万8千円よ。安いわ。日本ではあり得ない。1泊3万いや4万は超えるわ。半額以下でこの贅沢。昔より値上がりしてるものの中国は交通費とホテル代が安い。地下鉄も8駅乗っても8元160円だもの。

朝ゆっくりとビュッフェで朝食を選び、ばーぐばぐ食べる。そしてもう一度選びに行き再び食べる。種類がありすぎて食べきれない。前日飲茶や火鍋や食べすぎて朝もさっぱりお腹が減っていないのにきっちり食べました。お陰でお昼ご飯は抜いてジュースだけにして、夕飯の北京ダックを美味しくいただきました。胡瓜とピーナツとパクチーの和え物の副菜やヨーグルトも一緒に頼んで1人1,200円で食べられるのだからすんばらしいわ。(写真は帰国して貼り付けよう。中国滞在中はうまくいかないなあ)

さて、滞在2日目最初に行ったのは、北京民族博物館です。60歳以上はタダになると書いていたので書類の「老年人」にチェックまでしたのに、外国人はダメでしたー。軍人や消防士や警察官もタダだそうです。軍人は45歳で退職だそうですが、年金が月35万も出るんだって!はあああ!
ここはガイドブックにも全く載っていません。案の定、さびれたチープなところでしたが、逆にそれを楽しめました。半分くらいの場所が閉まっているし、人もいない。45元900円でした。60歳以上はタダになると書いてったけど外国人はダメでした。老年人にチェックまでして書類を書いたのにね。午後からはチベット博物館、これも載ってません。そんなとこばっかり。
前日からずっと食べすぎたし、朝もたっぷり食べたので昼ごはんは抜きでジュースだけ飲んだおかげで、晩御飯の北京ダックを美味しくいただくことができました。胡瓜の副菜やヨーグルトも注文して一人1,200円ほどで食べられます。帰りにローソンでアイスクリームを買って食べました。いやあ、本当に食べ続けた旅でした。
北京旅1
夜10時半に無事北京空港で友人と再会でき、北京旅が始まった。
その日は空港からタクシーで40分、友の住むアパートに行き、同じ建物内にあるホテル泊。タクシー運転手がブンブン飛ばす様子に中国だなあと実感した。匂いも中国だ。土ぼこりと鉄と香辛料が混ざったようなの。ホテルに着いたら23時半。シャワーを浴びて即寝た。
翌朝はいつもの習慣で5時には目が覚める。一度も起きることなく寝られたのは久しぶり。朝食会場は7時からなので本を読んで過ごす。旅先の読書はその地に関係ある物を読むのが好きだ。今回持参した沢木耕太郎の「天路の旅人」は戦時中密偵として中国全土を旅した実在の日本人の話だ。上巻は空港で読み終わったので下巻を読んでいる。旅先読書は旅のエッセンスになる。
7時になったら朝食会場へ行く。今回素泊まり428元(8,600円)だったけど、会場で20元(400円)払って食べた。安くてローカルなものが色々食べられた。いつもは食べない万頭も、中国っぽくてついつい3種類(目玉焼き入りと胡麻かけと豆などを練り込んだ少し甘いやつ)を取ってしまって食べた。あーこの旅で確実に太る。旅先では珍しいものがあるとついついねえ。

9時半に友と合流して観光1日目の始まり。まずは地下鉄に乗り、古い街並みのある場所へ行き11時に飲茶。朝ご飯食べ過ぎてお腹が空いていないはずなのに、食べられるのよねぽっちゃりは。しかも美味しい美味しい!特に腸粉(チョンファン)!香港で食べた味が蘇ります。

そこから鼓楼目指して歩き、途中で食べたかったジャスミン茶のソフトクリーム200円を食べる。まだ食べるんかい。食べる。

20分ほどで鼓楼に到着。は急勾配で休み休みハアハアいいながらやっと登る。友はとっくに着いている。肉と加齢が悲しい。でもまだ歩ける膝があってよかった。上からの眺めは良くて、先ほど歩いた古い街並みと遠くに近代ビルが混在している眺めは感慨深い。故宮にまっすぐ続く道の眺めもいい。登った甲斐があった。

それからさらに地下鉄を乗り継いで魯迅博物館へ。魯迅が小説家を目指すきっかけとなったスライドがあって興味深かった。国語の教材用に写真もビデオも撮った。魯迅は医者になるため東北大学留学中に授業でこのスライドを見て小説家を志したというやつだ。

同胞一人がスパイ嫌疑で日本兵に銃殺される場面を、その周りで見ている中国人が怒りでも悲しみでもなく眺めている様子に「医者になって体を治すより、文学で心を直さなければ」と決心したというものだ。これが見られてよかった。ここは入場料無料よ、すごいわ。

4時15分にホテルチェックインして、ホテル内のマッサージ店で足ツボ1時間。12年前の蘇州は1000円だったけど今北京は6000円!ホテルだからというわけでなく、今は上海や北京はそうらしい。日本と変わらないじゃない。気持ちよかったからよしとしよう。最後は火鍋で締めくくり。ここも小洒落た店で、一人鍋だしタレは一種類だし、ちょっと不満。12年前蘇州ではタレは自分で何種類も作れて味変できたのに。ごまだれ、酢醤油だれ、ナッツやゴマやネギや色々混ぜて、、、ああ、ノスタルジー。

空気は断然今の方がいい。13年前北京に来た時は、空は常に灰色で、PM2、5が激しくて息苦しかった。街を出て万里の長城へ行くとやっと息ができると思ったので、人が住む所ではなかった。なんでも北京五輪前に頑張って改善したらしい。激変だ。あと電車のマナーもよくなっている。2車両に一人の割合で係員がいて、大音量で音楽を聴いている人や優先座席に席を譲らない人などのマナー違反を注意するらしい。とは言っても降りる人を待たずに乗り込もうとするのは相変わらずだ。
いやはや12年ぶりの北京、面白い。これも北京在住4年半、中国在住13年の友のおかげだ。さて、今日も楽しもう。
岡山から仁川空港経由の北京行き3泊4日の旅
昨夜北京に着いた。LINEできないし、ブログやFacebookに写真取り込めないし、ちょっと不便。写真は帰ってから貼り付けよう。この不便さが旅のいいところでもあるのよね。日ごろ普通にできることができないから便利すぎる日常をすごいなと思える。昔は元々なかったもの。

岡山空港を予定通り10時30分に出発して1時間半のフライトで12時に仁川空港に着いた。岡山は晴れていたけれどソウルは雨。韓国と日本の時差はない。ここで8時間のトランジットだ。結果的に、長かった。外に出てもよかった。仁川空港なら広いので買い物も楽しめるだろうと思ったら、欲しいものがない。時計とか化粧品とか香水とか、この期に買ってもいいなと思っていたけれど、まるで欲しいものがない。
前に仁川空港に来た時はもっとお店があって買い物できた気がしたけどターミナル2じゃなかったの?単に慣れて目新しさがなくなったせい?たぶん私自身の買い物欲がなくなったのよね。
物は増やしたくない、50過ぎて特にそう思うようになった。中国生活をしたせいかと思っていたけれど、年齢のせいなのねきっと。これから新しい物を増やすよりもある物で丁寧に暮らしたい、使い切りたい。一生物ならいいけれど、替が効くものは増やしたくない。一生物たって、いつまで使えるかわからないし。そう、足し算より引き算の人生になってきたのよね、50過ぎると。
海外旅行はいつできなくなるかわからないし、行きたいところはあるし、食べたいものもあるし、会いたい人はいる。まだ元気に歩けるうちはどんどん行きたい。旅はいい。これはまだまだ足していきたい。でも昔とは旅の仕方は変わった。有名な観光地も賑やかな場所も買い物もいらない。ローカルなところや何もないところでもいい。本読んだり考え事したりこうやって書いたりできるだけで楽しい。
今回の北京旅は友人がいるから来たのであって、万里の長城も故宮も行かない。まあ、すでに3回行ってのもあるけど、ははは。北京在住の友人が7月末に帰国するのでその前に来たかったのだ。よかった来られて。今日から三日間ローカルな旅を楽しもう。



北京へ
これから3泊4日の北京旅だ。海外旅行は去年の夏の台湾以来1年ぶり、中国は6年ぶりになるだろうか。コロナ後は初めてだ。日本人学校勤務時代の友人が北京に住んでいるので行くのだけれど、その友人も7月末には帰国する。中国生活通算13年で中国語もバッチリだから心強い。台湾は慣れたけど中国行きはちょっと緊張する。今朝のニュースで、スパイ容疑で捕まった日本人の判決が本日北京であると言ってたし。現に友人からも「街中での日本語会話は慎むよう」と言われた。職場でも外では日本語を話さないよう注意を受けているらしい。なんだかんだで反日感情はあるのだ。そこが大いに台湾と違う。

北京は4度目だから格段見たいところもない。万里の長城も3回行ったし、天安門も故宮もしかり。
初めて行ったのは30年以上前だった。同級生とツアーで行ったけれど、自由時間に自転車を借りて天安門広場をぐるぐる回ったのが1番の思い出だ。人民服の人も多く自転車が溢れていた。2回目は別の同級生と「万里の長城から見る初日の出」ツアーに行った。寒かったのでウサギの毛の帽子を買った。友人はお腹を壊したが、私は元気だった。3回目は13年前、日本人学校の人たちとGWに行った。初めてツアーではない旅行で、ぼったくれそうになったりした。この頃は天安門広場の周りを自転車で行く人も人民服の人もいなかった。バイクがブンブン行き交っていてうるさかった。20年でずいぶん様変わりしたことを実感した。今回はどうだろうな。現金よりモバイル決済なんだろうな。PayPayもしたことのない私は友に迷惑をかけること必至だわ。
ともかく海外旅行出来ることが嬉しい。足ツボマッサージして、北京ダックや火鍋食べて、飲茶して、それで十分なのだ。トランジットの仁川も十分すぎる時間、、、7時間あるのだけれど外へ出る元気も勇気もないので買い物と読書を楽しもう。はあああ、うれしいいけれど、ちょっと緊張海外旅行。
五香宮の猫とブレーメンの音楽隊


毎週土曜日に牛窓で太極拳を習っている。五香宮の下に車を停めていくのだけれど、いつもは夕方しか姿が見えない猫たちが午前中なのにわらわらと階段を登って行っている。何事かとみると猫たちの先頭にはAさんが。「ブレーメンの音楽隊か?」と思って、面白いのでついて行ってみた。神社には5、6匹いた。Aさんは荷物を下ろして、お椀にキャットフードを分け、それぞれの名前を呼びながら与えるのだった。毎週こうやって地域猫のお世話をしているのだった。顔が汚れている猫は拭いてやってる。

はあああ。なんつー優しい方。聞けば家でも8匹飼っているそうだ。太極拳の老師の夫が撮った観察映画「五香宮の猫」に出ていたような気がして、もう一度見たくなった。
この方は太極拳仲間でもあるので、この後一緒に蔵に行って太極拳もした。顔は知っていたけれど、この活動は詳しく知らなかったので目の当たりにして興味が湧いた。私はしないけど。
太極拳仲間にはいろんな方がいる、職場では知り合えない方ばかりだ。牛窓は移住者も多いし外国人もいる。太極拳が好きと言うことが共通点だ。ルワンダ出身でフランス移住後日本に来たMさんは、お父様をあの虐殺で亡くされたそうだ。私がもっと英語ができたら聞いてみたいが、深い話ができるスキルがない、ううう。京都から月一で習いに来ている方は上品で素敵なおばさまだ。今回祇園祭の八つ橋をお土産に持ってきてくれたのだけれど一つひとつ模様がついていておしゃれだ。


心優しい方が集う太極拳は楽しい。
また、月に二回くらいのペースで老師の夫が行う瞑想の会もいい。10人前後の仲間と30分瞑想した後(果たして私は瞑想になっているのか疑わしいが)30分おしゃべりをするのだけれど、最近は1時間くらい平気でしゃべっている。瞑想よりこっちが楽しくて参加している感もある。この会にもいろんな方がいて、近所のおじちゃんおばちゃんや県北でお芝居している方や、何してるかなんかわかんないけど面白い人がいる。
想田&柏木夫妻が牛窓に移住してくれてうれしい。