2017年4月1日土曜日
2ヶ月ぶりに東京に行った。岡山空港から一時間ちょい。早い早い。
友達と合流して歌舞伎座近くのナイルレストランでムギーランチ1,500円を食べる。その後、御茶ノ水にある連合会館で浜矩子さんと佐高信さんの講演を聞く。
佐高さんの「知っていることがいいことではなく、判断することが大切」という言葉と浜さんの「今は構えが問われる時代。悪い人が言っていることはやっぱり悪い。もしかしたら、言い分があるかもしれないなどと思ってはいけない。」にドキリ。記念に本を買う。
その後、御嶽山に花見に行く。これは友が毎年行っている花見で、20年以上前に一緒に中国旅行をした仲間との会だ。桜公園で素晴らしい手料理の数々をふるまってくれる。おでん、麻婆豆腐、鯨の竜田揚げ、鹿肉の煮込み、その他諸々すこぶる美味い。周りに咲いている他の花も美しい。
初めて会った人たちばかりだけれど、気楽に話せた。それに夜桜なんてなん年ぶりだろう。ろうそくの光もいい。いい時間を過ごせた。
近所の酒津公園の桜はどのくらい咲いただろう。明日の朝はちょっと歩いてみよう。
スイトピー、梅、桜
実家のスイトピーはあと10日で出荷が終わります。
来年度も両親が元気に働けるといいなあ。
休日に京都に行った。梅が終わって桜の蕾が膨らんでいた。花盛りの種類もあった。
京都ではレンタル着物を着て街歩きをしている観光客(中国人多し)がいた。
舞妓さんのメイクで写真を撮っている人もいた。1万円以上するみたい。本物みたいに美しい人もいれば、あれ?っていうなりきりさんもいた。失礼しました。
イノダコーヒ
1日2回もきてしまったイノダコーヒ。清水店と三条店。
10時に清水店でモーニング1,380円を食べ、1時半に三条店でアイスコーヒー560円を飲んだ。
三条店は高倉健さんが好きだった店で、特にカウンターがいい。
店の人の働きぶりが流れるようでプロという感じだ。カウンターに座っている客も常連のおじさんたちなど年配の人が多い。
新聞は店の人に言って渡してもらう仕組みになっている。私も毎日新聞読もう。
昨日の稀勢の里の取り組みが生で見えなくて悔しい。見たくて見たくて、雨の中、京都の街をテレビを求めて歩いた。しかし、見つからずタイムオーバー。あああああああ、見たかったあ。ケガをしながら優勝するなんて、稀勢様えらい!
んで、長居していたら隣の人がケーキセット食べていてお腹が空いたのでキャロットとローストビーフのサンドイッチを注文してしまった。どんだけ食べるんだあ。あ、ちなみに朝ごはんは宿で豆大福と抹茶ババロア食べました。
ついでに読売新聞も読んだ。為末大さんの話がいい。いい時間を過ごせた。満足満足。
京都 見舞い&読書旅
春休み、どこかへ行かなきゃと思っていたところ、週刊新潮に面白いホテルが載っていた。BOOK AND BED TOKYO 京都店 本と旅が好きな私にぴったりだ。
金土曜日は予約がいっぱいだったけれど日曜日は空いていたのですぐに申し込んだ。一泊8,300円は、京都では格安だ。ただし、カプセルホテルだけれど。
祇園四条駅7番出口から徒歩1分、ビルの9階にある。エレベーターを降りるとこんな秘密めいたドアだけがある。素敵!あたしスパイだし。
読みたい本が山ほどありました。
面白そうな写真集やら漫画や小説があります。とりあえず、吾妻ひでおさんの「失踪日記」と益田ミリさんの本を読んで寝ました。朝もいろんな本を手に取りました。また来たいです。
そうそう、今回の旅では嵯峨野の寂庵にも行きました。
去年の2月にハガキが当たって寂聴さんの講話を聞いた時、スイトピーを持って行きました。今回は当たらなかったけれど、京都旅に行くのだから花だけでも持って行こうと思ったのです。そうしたら、寂聴さんはちょうど婦人公論の連載をやめ、三月の講話は体調不良でお休みしていたのお見舞いになりました。もちろん本人には会えませんでしたがお土産もらっちゃいました。ありがとうございます。
それにしても図々しいな私。
稲垣えみ子さん。アフロ。51。
稲垣えみ子さんの本、二冊目を読み終わった。
面白い。この本は、朝日新聞記者時代に掲載されていたコラムが中心である。
どのコラムも彼女の体験に基づく、心の底からそう思っている話なので説得力がある。この人が書いてあることならなんでも読んでみたいと思える。
内館牧子さんもそうだ。全部面白い。
稲垣さんはコラムの前は社説を書いていて、嫌になっていたと書いていた。
文章講座の近藤勝重先生も同じことを言っていた。毎日新聞で社説を書いていて嫌になったと。コラムは自分で自由にかける随筆みたいなものだけれど、社説は自分ではなく全体を背負っていると。書きぶりが全然違ってくる、自分にはコラムがあっていると。近藤先生のコラムもこれまた素晴らしい。
私も書きたい。近藤先生、稲垣さん、内館さんのような読ませる文章を。そのためには、人間の中身と書く筋肉を鍛えなければ。贅肉でなく。