横浜で思う
窓から海と電車と桜が見える家にお邪魔した。家の中は宮崎駿のアニメに出てきそうな風情がある。築90年程だそうだ。
暖炉の炎を見ていると心が和む。クーラーは使っていないので、夏場は大変だという。今時クーラーなし!?
室内に飾ってある絵や版画は全て家族や仲間の作品だという。
娘さんはバイオリニスト、父は版画家、母は織物をしている。
さすが横浜、住んでいる世界が違う。岡山でそんな家族は聞いたことがない。
会話の中に、建築家の名前や和歌やなんかがすいっと入ってくる。
妻は夫を名前「〇〇さん」で呼んでいた。いい。とってもいい。かっこいい。
私も夫をそう呼びたい。いないけど。
その人が語る言葉は、当然、その人全体を背負っている。
大岡信さんはそのことを桜の花びらにたとえていた。桜の幹全体で春になろうとしている時、先端の花びらの薄いピンクにそれが表れると。
言葉だけではない。姿勢、仕草、表情、服装、持ち物、体型(ぎゃー)、、、。
晩ご飯は赤ワインを飲みながら手作り料理をいただいた。どれも素材の味が生きていて、美味しかった。こういうものを毎日食べていたら体の中からきれいになれそうな気がした。ああ、、、。
今日から4月。心も体も体型も、美しく磨いていきたい。
1日1コラム
今年の桜は今が盛り、去年より1週間早いです。
h文章講座の近藤勝重先生がおっしゃっていました。
「1日1コラムを書くといい。短くてもいい。何かテーマを決めて書くんです。日記を書くよりずっと文章がよくなる」
というわけで、1日1コラムみ挑戦します。
実は、2月に挑戦していました。書けない日は俳句か川柳でもいいと自分に言い聞かせて。しかし、3日と言わないまでも、1週間坊主になってしまいました。今回、ここで宣言したらもう少しもつかもしれません。はい。
今日は、これくらいで、、、。コラムにはなっていないか。ま、これくらいゆるゆるで、何か書く。写真とともに。
とりあえず、桜の短歌、俳句でも載せておこう。
願わくは花の下にて春死なむその如月の望月のころ 西行法師
散る桜残る桜も散る桜 良寛
辞世の句ばかりだわ。
あ、もう一句、これ。
徳島藍染体験と大塚国際美術館
3月中旬、瀬戸大橋を渡って大塚国際美術館に行って来ました。
徳島まで2時間ほどという近さだし、高速料金も往復で五千円程でした。これならば日帰りできます。
これは藍の葉っぱを乾燥させたもの。
これはが葉っぱを発酵させて液にしたもの。これに白い布を入れて揉み、出しては空気に触れさせてを8から10回繰り返します。
布に結び目や輪ゴムをかけて空気に触れさせない部分を作っておくとそれが模様になります。
ご覧の通り。千円でハンカチ染めからできます。
青は藍より出でて藍よりも青し、の通り植物の藍より見事な青色に染まります。
さて、お昼ご飯は大塚国際美術館の中にあるレストランで海鮮丼1,200円をいただきました。
お友達は名画のランチ1,000円。
昼からの鑑賞で、名画ベスト10の解説を聞きながら1時間回りその後自分で回りました。その方の説明が素晴らしくて、ただ見て歩くよりずいぶん楽しめました。
その方はボランティアで、手作りのボードを掲げながらの説明でした。1時間では10作品全部が回れませんでしたが、そのほかの作品もエピソードを語ってくれました。
10位はクリムトの接吻、9位はミレーの落ち穂拾いです。
6位はムンクの叫び。
5位はダヴィンチの最後の晩餐。
4位、モネの睡蓮。
そして1位は、、、
ゴッホのひまわりです。あ、写真が一番前に行っちゃった。ま、いっか。
こちらは日本にあったひまわり。実物は戦争で消失したので写真として残っていたものを復元しました。
大塚国際美術館、本当に素晴らしい!
ベスト10のうち7つは本物を見たけれど、変わらないくらい素晴らしい。写真を焼き物に焼き付けるというものだけれど、偽物と言えないくらい素晴らしい。大塚さんこんな美術館をありがとう。また行きます。
茨城県大洗町へ
翌日仕事で、東京と茨城県大洗へ行きました。茨城県は初めての地です。
大洗は海沿いの町で、宿泊するところも高かったので水戸に泊まりました。夜は健さんのポスターが迎えてくれる店で食事をしました。
何か語りかけて来そうな素敵なポスターです。
まっすぐが、いいです。
水戸ですから当然、納豆料理をいただきました。海鮮やら沢庵やら山芋やらと混ぜて食べるもの。
納豆の天ぷらも。
アンコウも名物のようでした。あと、干し芋もやたらに売っていました。
この日はちょうど月蝕で、9時半ごろ帰宅する時、くっきり見えました。
翌日、鹿島鉄道で大洗へ行きました、鹿島鉄道はアニメで何やら売ってるようで、萌えーなオタッキー客もいました。だいたいぽっちゃりな独身中年男性。
大洗の海にはサーファーがいました。サーファーって、一年中いるのですね。知らなかった。
しかも、震災の時は津波があったところでもあるのです。タクシーの運転手さんも流されたと言ってました。知らなかった。大洗という地名に聞き覚えがあるのは、そのせいだったのでしょう。10日ほどは道路がヘドロですごく臭くて大変だったそうだ。
私が行った日は曇天だったけれど前日は晴天でマリンブルーの海だったそうだ。海はいい。仕事でも行けてよかった。
大洗南中は勤労感謝の日に毎年研究会をしているそうだ。素晴らしい学校だった。行ってみたい。
英語でモットー書いた掲示物、ちょっとした掲示物も皆よかった。
毎日、学校に行けるのは幸せなんだ。keep everythingって、どう訳すべきなんだろう。
2018年の富士山
1月の第2土曜日飛行機で東京日帰りをした。富士山がくっきり見えた。いいなあ富士山。見えると気分が上がる。
岡山空港を7時過ぎに飛び立って8時前頃見えただろうか。羽田に着く頃も再び見えて何度も写真を撮った。
1月に富士山が見えたそれだけで今年も良い年になりそうな気がする。
そういえば今年のカレンダーも富士山だ。大山行男さんのをわざわざ買ったもんね。
富士山に見守られながら日々を過ごしたい。
さて、東京では千駄ヶ谷の幻冬舎に行くのだが、今回は時間があったので近くの鳩森神社にお参りをした。
輪くぐりもした。
おみくじも引いた。鳩森のおみくじは鳩だ。中身は中吉。人からの評価が上がるろ書いてあった。うむうむ、うれしい。
鳩森神社には富士山がある。当然、登った。
頂上でお参りをして、下界を眺めた。
昼ご飯は玄米のいろいろプレート。美味しゅうございました。
ラオス旅3 主に寺編
ラオスで見るものは主に寺だ。それほど興味はないのだが。でも一番有名なお寺はやはり美しかった。光の加減もあるのだろうが、男女のレリーフはドキッとする美しさだった。赤い壁に埋め込まれたガラスのモザイクが美しい。
寺はここが一番で、あとはそれほど見所はない。不遜ですみません。
これはメイン通りに面したところにあった。村上春樹の紀行文「ラオスになにがあるというんですか」の表紙写真にも似ている。味わいがある。
4時ごろお経をあげていたけれど子供達はまだ遊びたいみたい。ちょっとじゃれていた。日本人団体旅行客も来て説明を聞いていた。平均年齢かなり高し。
一人旅だとこういう説明がないのは残念。思いついて現地のツーリストに日本語ガイドはないか聞いてみた。なかった。残念。中国国内旅行ではよくお願いしたな。次回のアジア旅はそれも試してみよう。まあ、あれこれ想像するのも楽しいし気楽でいいけどね。
これは博物館。夜は園内でしている劇を見た。1時間100,000kipから。これで十分楽しめた。一人すごい美人がいて目立った。でも、後半は後ろの方で踊っていた。主役は別の人だった。やっかみも受けそうだ、いびられそうだ、反撃もすればいい、いろいろ頭の中で妄想が膨らんだ。映画監督でもいればスカウトするだろうに。誰か見出してあげて。
ラオス旅2 主に食べ物編
ラオス最初の食事はホテル朝食から。
空港から近いSパークホテルの朝食は充実していました。麺がアジアっぽい。野菜も美味しい。バイキングなのをいいことに1日分のカロリーを摂取する勢いで、食べた食べた。この写真の後、デザートにトーストも!
お腹いっぱいなのに、朝食後散歩中に見た屋台の焼きバナナが美味しそうに見えて買ってしまう。
食感はホクホクしていて芋のよう。でも味は甘酸っぱい。70円くらい。
この日は飛行機でビエンチャンからルアンバパーンへ。1時間以上遅れて出発。海外で国内飛行機に乗るのは初めてなので不安になり、もう出たかと思って係員に尋ねたりした。
1時間のフライトで昼過ぎに着き、3時ごろメコン川べりのレストランでドラゴンフルーツシェイク120円とタイ風焼きそばとルアンバパーン名物の香草と肉、野菜の煮込みシチューをいただく。美味!シチューは癖があったけれど体に良さそうでまた食べたくなる味。全部で60,000kip900円。アジア料理いいわあ。
くらい。
これでお腹いっぱいもう夜は無理、と思っているのに美味しそうなものがあると買ってしまうのがぽっちゃりの悲しいサガ。ナイトマーケットで揚げ春巻きとココナッツパンケーキを買う。どちらも5,000kip70円くらい。一個ずつでいいのに5つずつ入っている。欲しくなくてもあれば食べてしまうのがぽっちゃりの悲しいサガ。
その他にも美味しそうなものが色々。胃袋が1つで残念。