戦うと競う
今朝読んだ雑誌「東洋経済」の伊藤祐靖さんの記事に「戦う」と「競う」の違いが書いてあった。
相手が負けるまでするのは戦い、両方が勝つために磨き合うのが競う、だね。
伊藤さんは元自衛隊だから戦うことをしていたと。会社は競うべきだと。んだ。
この方の文章はいつも面白い。
ハズレがない。好きな文筆家、漫画家は、いつもハズレがない。内館牧子さん、村上春樹さん、稲垣えみ子さん、益田ミリさん、グレゴリ青山さん、
昔は面白かったけど面白く無くなっていく人もいる。原田宗典さん、重松清さん。
本を買ってみたものの面白くなかったのでもう二度と買わないのは、弘兼憲史さん。漫画は面白いけどエッセイはちいとも面白くなかったわあ。
毎回面白い物を書くってむずかしいよね。八割でもいいわ。
1日中1ページ
4月1日から、このブログを毎日書いている。
文章の先生が短くても毎日コラムを書くといいと言ったからだ。
2月末から、初めは小さなノートに書いていた。しかし、疲れた日は面倒になって俳句やら川柳やらわからない五七五で済ませていた。
それでも続かなくなって、やめていたのだけれど、文章仲間と3月末に再会して、やはりもっと上手に書かなければと思い、ブログにした。すると、たまに反応があったり、読んでくれている人がいたりというのがわかって、41日続いている。
やはり読んでくれている人の存在や反応が励みになる。文章が上手になったとは思わないが、続いてはいる。
同僚の方は、4月6日から英文を毎日1ページ書いている。職場で自主勉ノートが始まってしまい(その方は反対していたのだ)自分も意地になってやっているのだそうだ。なぜ英文かというと、娘がそういう勉強をしているから感化されたのだろう。
もう一人の同僚の方は、コラム写しを大学生の頃していたという。字が汚いのでそれを矯正するのが目的だったらしい。
へー。みんなそういうこと自主的にしてるんだ。習慣ってそうやって作られていくんだろうね。
時間
新年度始まって一ヶ月が経った。
担任をしていた頃は、時間が経つのが遅く感じて、夏休みまでを指折り数えていた。たまに、なんの苦労もないクラスを持つと、「あれ、もう夏休み?」と思った。そんな年は四年に一度もない。
まあ、しんどいぶん夏休みの嬉しさはひとしおだし、思い出も濃い。
今は、クラスがない分、夏休みとの区切りは大きくない。日々淡々と過ぎていく。
時間の感覚は楽しさと比例する。
行列
GWの美観地区にもう一度行った。
最終日は2日前の中日より人は少なかった。が、ひときわ目立つ行列があった。
流行りの店は開店前からこんな行列だった。
幸せのプリンの店「有鄰庵」だ。
一度食べて見たいとは思ったが、こんな列に一人で並ぶのは虚しい。2日前は友人がいたから40分待てた。
商店街を抜けて帰っていると「有鄰庵の幸せのプリン置いています。20個限定」と書いてある店があった。入ってみると確かにあった。残り3つ。前の客が1つ買って残り2つになった。お土産に2つ買いたかったけれど、次の客も店先で眺めていたので1つにして置いた。この店で本日19個目のプリン350円を1つを買った。
一人でむっちり食べた。うんうん美味しかった。幸せだ。
漂泊の思いやまず
あーどっか行きたい。
連休は、実家で片付けをしたり友人とランチしたり仕事したりと、どっこもいかなくてゆったりしたのはよかったけれど、やっぱどっか行きたい。この本読んでよけい思った。
グレゴリ青山さん。
このかたの漫画は全部持ってる。全部面白い。たびにスタンスが似ていて、わかるわかると思う。
蘇州のこともあった。な、懐かしい。今となっては蘇州にも行きたい。もう3年以上経った。発展したんだろうなあ。
この地図見ていると、蘇州の銀座観前街が載っていた。
うわーん、懐かしい。映画を見にいったなあ。300円か500円かの値段だった。エンドロールが、かかるとなんの余韻もなしにブツっと切られたっけ。携帯で平気で電話している人よくいたっけ。トイレにはドアがなかったっけ。
あー懐かしいよお。中国行きたいよお。
大昔の新聞
GWに実家で片付けをしていたら大昔の新聞が出てきた。
農協の何かの宣伝で、妹が我が家のスイトピー畑で微笑んでいる。
聖子ちゃんカットまんまのぶりっ子写真だ。
思い出した。その頃妹はマックスファクター勤め4年目くらいで、私は公務員に2年目くらいだった。
なんで私じゃなく妹なんだあ〜と、20代前半の私は心密かに傷ついていた。
こんな写真が出て来るということは、両親も嬉しかったのだろう。美しい時期を美しく撮ってもらっている。
はて、私は悔しがるほど美しかったのか?そこそこではあった気がするが、そこそこであって、何か光るものがあったわけではないのだ。
妹は幼い頃は芋芋だったが、化粧品会社に勤めるようになるとさすがに美しくなっていった。
いのち短し恋せよ少女、か。もう戻ってこないあの頃。悔やんでいるわけではないけれど、自分なりに美しくあろうとしたけれど、ま、いっかあ。