2度目のマラウイ5日目 病院巡り
2019年1月2日はJICA医療隊員岩ちゃんに連れられて病院巡りをしました。
まずはヘルスセンター。病院ほどの規模はないけれど、マラリアやHIVの検査をします。
マラリア検査の人がひっきりなしにきます。血液を採って検査キットに血を垂らし、検査液を垂らし、線が一本なら陰性です。二本だと陽性。英語だとポジティブというそうです。ちっとも前向きなことじゃないけど。
常に人手不足状態です。
次に訪れたのはアンダー5クリニックです。バイクに4人乗りをして行きました。クリニックでは赤ちゃんとお母さんが岩ちゃんを待ちかねていました。
ここでは乳幼児の体重測定(写真は大きな子だけど)やワクチン飲ませたり注射したりということが行われます。一か月に一度の日にちょうど当たりました。
お昼ご飯はお母さんたちが作ってくれたシマと野菜と卵料理をいただきました。
この後、近くにある学校や校長先生宅を訪ねました。
マラウイでは洗濯物は草の上に干します。
この後一旦岩ちゃんとこに帰ってハイキングをしました。朝、作っておいたおにぎりを持って山登りです。贅肉はあるけど体力はない私のはきつかったです。
頂上では1人ずつ今年の抱負を漢字一字とともに叫びました。
マキちゃんとユイちゃんは「今」で、かぶってしまいました。今を大切にすると。残り少ない任期を大切にするのね。
ハイキングの帰りに民家によって
最後はマタニティへ。ベッドも何もぼろぼろです。
中身の濃い1日でした。
2度目のマラウイ4日目 正月
マラウイで正月を迎えました。日の出は見ていませんが5時には明るくなっています。これは6時の写真。
散歩から帰って、7時ごろユイさん手作りのお雑煮をいただけました。
名残惜しいンサル村に10時に別れを告げてカムクワンバの暮らしたカスングに行きました。カムクワンバくんは中学英語の教科書に載っている少年で、貧しい村で風車を作って貢献した人です。
ご両親とお兄さんにもあって、教科書と日本の中学生からの手紙をわたしました。日本からの訪問者がそれなりにいるようで2000クワチャ(300円)の入場料がいります。
そりゃそうよね。とは思うもののちょっと寂しい感じ。本人はアメリカに行ってます。ご両親としては、息子がそばにいて慎ましくも幸せに暮らしていくほうがいいだろうね、などと思ってしまいました。
この後、マキさんと合流。
5時半ごろ北部のチカンガワ村に着きました。JICAで医療ボランティアしている岩ちゃんの家に泊まります。夕食は牧師さんの家でご馳走をいただきました。
良いお正月になりました。
2度目のマラウイ3日目の午後、大晦日のご馳走
鶏肉が食べられない人は、鶏を捌くのを見てトラウマになっていることが多い。今は自分ちで捌くことがないのだけれど。それを体験した。
大晦日の今日、ユイさんが鶏2羽を仕入れてプレシャスさんちで料理した。一羽300円くらいだそうだ。
まずは首を切る。一羽目はユイが切る。もう経験があるのでさっと早く切る。私は骨に当たってさっと切れず、鶏が長く苦しむのではないかと焦った。それでもなんとか切れた。血が飛んだ。人間の色とは少し違って赤紫色だった。首は温かかった。切れた後も胴体は痙攣し、二回くちばしが開いた。
鶏はお湯をかけて毛をむしった。足の皮剥いだ。お湯に入れるとどちらもするりと取れた。
むしった後は部位ごとに切り分ける。関節に沿って切り分けるといい。もも肉、ムネ肉、手羽、内臓。
腸は足にクルクルと巻きつける。
切り分けられた身をお湯に入れて塩ゆでにする。
茹で上がった鶏肉を油で揚げる。その間に主食のシマも作る。シマはトウモロコシの粉を茹でたもの。マッシュポテトのような蒸しパンのような形状。味は、うーん、ない?米は味があって美味しいけれどシマは味を感じない?
そうこうしているうちに鶏肉も揚がり、残った油でトマトと玉ねぎを炒める。その中に鶏肉をいれ、茹で汁を入れ出来上がり。
シマをスープにつけながら美味しくいただきました。プレシャスさんの家族も一緒です。お腹いっぱいになったと思ったところに、、、
ドーンと、ライスと鶏肉が。こっちの方がご飯にスープがしみてさらに美味しかったけれどお腹いっぱいでもう食べられなかった。
鶏さん、命をありがとうございます。
2度目のマラウイ3日目
大晦日です。
朝5時に外へ出ると霧がかかっていましたが、6時には青空が見えました。
ユイと散歩していたら、5時半から畑仕事をしている人がたくさんいました。子供もです。
散歩してたらへんな虫発見。蹴飛ばすと丸くなる。名前はボンゴロロ。
朝ごはんはパンとバナナとコーヒーとマンゴー。マンゴーは一個7円くらいだって。青くて硬いのはりんごみたい。バナナの皮はヤギも大好き。
朝食後は山羊を連れてまた散歩。子供たちも山羊連れて散歩、、、じゃなくお仕事。草をたっぷり食べさせます。水浴びしたりして楽しみながら。
そしてまた変な虫発見。そんな午前中。
2度目のマラウイ2日目
首都のロッジで一泊して朝食をいただいた後、乗り合いバスに45分揺られてンサル村に帰りました。
乾季の頃よりずいぶん緑が濃いです。でもって、マラウイスタイルの髪にしてもらいました。付け毛を編み込みながら、1時間半で出来上がり。3,000クワチャ、200円程です。へええ。
昼からは市場にお買い物。道を歩いていると、ンサルのアイドルユイちゃんの魅力写真を撮ってほしくて、子供達が寄って来てポーズをとります。
お昼ご飯にポテトのファストフードを市場で買いました。夏にも来た店です。
今回はオムレツのように調理してもらいました。なんと溶き卵に揚げたポテトをビニール袋に入れて袋ごと揚げるというもの。袋は焼けないでオムレツのようになるから不思議。
それを食べやすいように切って、野菜と塩で整えて出来上がり。おうちに持って帰って美味しくいただきました。卵代と合わせても50円程の料理です。
そのあと、ヤギを引き取りに隣村まで行って散歩したり村民と馴染んだりして帰り、夕飯作ってもらって食べました。
晩御飯は炊き込みご飯と味噌汁です。あー全て美味しかった。
二度目のマラウイ
8月に来て感激したマラウイに再び来ました。2回目ともなると少し余裕です。岡山→羽田→成田→バンコク→アジスアベバ→リロングウェ、まる丸一日かかります。エチオピア航空の機内食は不味くはありませんが、おいしくもありません。
アジスアベバの空港は3度目で親しみを感じるほどです。
8月は乾季でしたが、今回は雨季なのでリロングウェのカムズ空港の植物もみずみずしいです。
現地のユイさんにもすぐに会えてやれやれです。ナイジェリアの有名な歌手が来ていて空港にはカメラの人が大勢いました。
細やかでしっかり者のユイさんは今回も旅のしおりを作ってくれました。
雨季の今回は緑が目を引きます。1日目は市場を探索しました。危ない橋も渡りました。下にはゴミがいっぱいです。
市場で売っていた羽蟻の素揚げも食べました。干物のような味でした。
ちゃんと普通のものも食べました。ライムスムージー、いろんなフルーツのスムージーなんでも美味しい。そして安い。
旅の1日目は7時半就寝でした。