2度目のマラウイ3日目の午後、大晦日のご馳走
鶏肉が食べられない人は、鶏を捌くのを見てトラウマになっていることが多い。今は自分ちで捌くことがないのだけれど。それを体験した。
大晦日の今日、ユイさんが鶏2羽を仕入れてプレシャスさんちで料理した。一羽300円くらいだそうだ。
まずは首を切る。一羽目はユイが切る。もう経験があるのでさっと早く切る。私は骨に当たってさっと切れず、鶏が長く苦しむのではないかと焦った。それでもなんとか切れた。血が飛んだ。人間の色とは少し違って赤紫色だった。首は温かかった。切れた後も胴体は痙攣し、二回くちばしが開いた。
鶏はお湯をかけて毛をむしった。足の皮剥いだ。お湯に入れるとどちらもするりと取れた。
むしった後は部位ごとに切り分ける。関節に沿って切り分けるといい。もも肉、ムネ肉、手羽、内臓。
腸は足にクルクルと巻きつける。
切り分けられた身をお湯に入れて塩ゆでにする。
茹で上がった鶏肉を油で揚げる。その間に主食のシマも作る。シマはトウモロコシの粉を茹でたもの。マッシュポテトのような蒸しパンのような形状。味は、うーん、ない?米は味があって美味しいけれどシマは味を感じない?
そうこうしているうちに鶏肉も揚がり、残った油でトマトと玉ねぎを炒める。その中に鶏肉をいれ、茹で汁を入れ出来上がり。
シマをスープにつけながら美味しくいただきました。プレシャスさんの家族も一緒です。お腹いっぱいになったと思ったところに、、、
ドーンと、ライスと鶏肉が。こっちの方がご飯にスープがしみてさらに美味しかったけれどお腹いっぱいでもう食べられなかった。
鶏さん、命をありがとうございます。