machimachi22mermaid’s diary

旅と映画と読書が好きです。旅先でぼんやりしているとあれこれ書きたくなったので、2016年8月13日、アムステルダムにて、ブログを始めました。

困ったおばさん

私も正真正銘のおばさんだが、今日あったおばさんはすごかった。

人は驚くと言葉がでなくなる。今日の私がそれだった。

お昼12時にランチの約束をしていたので待ち合わせの喫茶店に行った。国道沿いにある店で駐車場への入り口は二ヶ所ある。道沿いの最初の入り口から入ると5台ほどのスペースだ。その入り口ではなく、そこを過ぎた2番目のところから入ると20台くらい止められるスペースがある。しかしながら、最初の入り口は、そこにもつながっているので5台でいっぱいだったら通路を通って20台分のところへ出ればいい。案の定5台のところは満車だった。そこで通路を通ろうとすると、駐車スペースでないところにどっかりと車が止まっている。通路を塞いで通れない。しかも今止まったばかりで、60から70代と思しきおばさまたちが車を降りて三、四人歩いていた。私は、なんでこんな止め方をするのか呆れて、でも、どうすべきか悩んで考えていた。すると通路を塞いでいる車から出てきたおばさまはが、そんな私の心中を察したのか、車の窓ガラスをトントンとしてこう言った。

「向こうあいてるから、あっちの入り口から入って」

は?おばさまは親切そうにそう言ったのだった。

ここ通ったらスムーズに行けるのに、わざわざ引き返せと?また国道に出ろと?

とっさに上手く言えなくて、ひきかえしましたよ。あいてましたよ。じゃあ、あんた、そんな通路に止めずに普通のところに止めなさいよ。だんだん腹が立ってきた。店の中で見つけたら言ってやろうかとも思ったけれど、おばさまは悪気がないのだ。それどころか親切なアドバイスをしたくらいに思っているはずだ。いやー、都合が良すぎる思考回路だ。でもこれって私もしそうだ。あああああ、おばさんって図々しい。おばさんて勘違い甚だしい。おばさんて、鈍い。あー!と思いつつ中に入ったら、店の人が移動をお願いしていた。やれやれ、いい店だ。

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