machimachi22mermaid’s diary

旅と映画と読書が好きです。旅先でぼんやりしているとあれこれ書きたくなったので、2016年8月13日、アムステルダムにて、ブログを始めました。

差別と区別

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f:id:machimachi22mermaid:20180408092921j:plainモーニングを食べながら雑誌を読んでいると、面白い記事があった。

週刊新潮藤原正彦さんの記事だ。

氏が勤務するお茶の水女子大学に男子が入学できないことが違憲だとする意見に対して、氏が述べた言葉がこうだ。

f:id:machimachi22mermaid:20180408093059j:plain「伝統は憲法で云々すべきものではない。そもそも差別ではなく区別であり、我が大学最大の個性なのだ。」

最近、相撲の巡業中に市長が土俵の中に倒れて、女性が駆けつけ救急処置をしようとしているにもかかわらず「女性は土俵から降りてください」とアナウンスされたことがニュースになっていた。伝統より人命なのであって、女性蔑視であると問題になった。ニュースを見る限り確かにひどい。人命を救おうとしている善意の人に対して失礼なふるまいだ。女性は看護師だったし。

このことは、相撲に通じており大学院で宗教学まで学んだ内館牧子さんに論じてほしい内容である。

アナウンスした人はどういう判断をしたのだろう。まあ、関係者から言われてのことか本人がしたかはわからないけれど。

自分がそのアナウンスする立場だったらどうしたか。後先考えずに、言われたからしていたかもしれない。おかしいと踏みとどまる判断力とそれを伝える勇気があったかどうか。

自分ならどうしたか、どうあるべきか。とっさによりよい判断でき、応えられる自分でありたい。

 

 

休日の朝

f:id:machimachi22mermaid:20180407085701j:plain休日の朝、モーニングを食べながら雑誌を読むのが幸せなひと時だ。

三件の喫茶店を巡っている。今日は家から車で10分の珈琲館。コーヒーがおいしいし、安い。雑誌は、他店いないものがある。週刊朝日アエラ婦人公論は欠かせない。

アエラにも婦人公論にもジェーン・スーさんの記事があった。

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f:id:machimachi22mermaid:20180407090156j:plainダイエットという最大の?関心事だし、いちいち納得する内容だった。

4月1日から始めたダイエット。1週間で2,2キロ減はうれしい。まあ、3月に飲み会が多すぎて、更に1日に食べ過ぎてひどいことになっていたので、一ヶ月前元に戻ったくらいだけれど。朝ごはんの3時間後にトンカツとうどんとご飯を食べた日だ。

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婦人公論に小保方さんの写真が出ていた。

f:id:machimachi22mermaid:20180407090856j:plainネットのニュースで見てはいたけれど、すごい変化だ。

この人は文章力も素晴らしい。連載されていた小保方晴子日記は楽しみに読んでいた。「あの日」は瀬戸内寂聴さんも褒めていたので電子書籍で買った。

今週号の記事に日記文学の勉強に読んだ「更級日記」が面白かったとも書いていました。「寂寥感の漂う中、作者は人生を振り返っているのですが、とりたてて事件があるわけででもない、ありふれた日常も、見方によってはここまで輝かせることができるのかと、圧倒されました。私もこんな視点を持って日々を見つめ、ネットの日記を綴りたいと思ったものです」

なるほど、その通り。文章講座の近藤先生も言っていました。「大きなこと、事件を書く必要はない。日常の小さなことでいい。小さなことが大きく語ってくる」と。

私も書き続けよう。

スイトピー

我が家はスイトピー農家だ。

スイートなピーだけあって甘い香りがする。色もいろいろで、赤、白、クリーム、薄ピンク、濃ピンク、薄紫、濃紫、、、。黄色は白を染め粉につけて、オレンジは、ピンクを染め粉につけている。水色や黄緑も染め粉だ。染め粉につけたものは長持ちしない。

その年ごとに流行があって、服の流行色と連動している。寒い地域では暖色系が好まれ、暖かい地域では寒色系が好まれる。東京のような都市では奇抜な色が売れるが、地方は昔ながらの定番の色だ。出荷する場所によって値段が違うので、どこにするか博打みたいなものだ。

世の中が潤っているときは売れるが、ゆとりがないときは花どころではないので売れない。ハウス栽培なので油代もかかるし、人件費もばかにならない。よく咲く年とそうでない年がある。我が家は去年は赤字だったらしい。今年はなんとか黒字になった。毎年一定金額をもらう公務員の私とは違う。世の中の流れに敏感になりそうだ。

8月に種をまいて10月に花が咲く。出荷は10月末から4月初旬の半年足らずだ。残りの半年は無収入になる。もう今年の出荷は終わった。明日から片付けに入る。

両親が年老いて引退を宣言したので、今年でお別れだと思っていたスイトピー。

なんと義弟が継いでくれることになった。両親も大喜びだ。義弟は両親が縫製業を営んでいて、三年前、倒産した。同じ業種に会社勤めしていたのだけれど、今回、そういう決心をしてくれた。本当にありがたい。世の中何があるかわからない。

来期もいい花を咲かしてくれるだろう。

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桜の季節

昨日の雨で桜が散ってしまった。

世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし

昔はこの歌の意味がわからなかった。なぜこれが名句として残っているのか不思議だった。しかし今は実感としてわかる。

若い頃は、桜が咲くのが楽しみという気はなく、気がついたら咲いているという感じだった。今は、もうすぐ咲くなあ、二部咲きになった、満開はいつかなあ、散る花びらのなんと美しいことよ、醍醐桜はどうなっているのだろう、東北はまだなのか、などなど、いろんな時期のいろんな場所の桜を想う。

大学生の頃、高知城の桜と自分を白黒写真に収めた。散っていく花の中で、ちょっとおしゃれして友人と写真を撮りあったのだ。今、インスタ映えなどと言っているが、それと同じ心情だったのだと思う。自分の美しい頃を惜しむように。やがて去っていくことを知っていたから。今は自分の写真など撮ろうとは思わない。

昔読んだ絵本に、おじいちゃんおばあちゃんは、あと何回桜が見えるだろうかと思うと書いていた。これも、わかる。まだまだ死ぬ気はないが 、何が起こるかわからない人生、その時その時の桜を楽しみたいと思う。

 

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パプアとマラウイ

パプアニューギニア、どこにあったっけ?

友人の息子が1月から青年海外協力隊パプアニューギニアに行っているという。

私の職場の同僚女性26歳も青年海外協力隊で現在マラウイに行っている。これはアフリカ南部の国だ。隣国はタンザニアザンビアモザンビークだ。

青年海外協力隊では発展途上国で2年間暮らしながら現地の子供に教育を施す。教育ばかりではなくいろんな仕事があるだろう。熊本の友人は昔トンガ王国に行っていた。

友人は毎日心配で、本人が書いているブログで安否確認をしているという。「パプア 服部」で出てくる。1月の派遣から毎日書いているらしい。お、私と同じだ。まあ、私は4日目だが。

若い時にこんな経験ができていいなあ。私が母だったらすぐにでも飛んで行きたい。友人はマラリアが怖いので行けないという。息子さんもマラリアの心配があるときは自己診断キッドで調べるらしい。たくましくなっていく。

マラウイに行った同僚もゴキブリが家の中で出たら簡単に殺しているという。最近食あたりで緊急入院した。アフリカで入院なんて不安だ。幸いすぐに退院できたが。

ヤギを飼い始めて日の丸という名前をつけている。今はペットだが、日本に帰る前に食べようとしている。たくましすぎる。が、私も手伝おうか。この夏はその同僚を訪ねてマラウイに行く。ソウル、エチオピア経由で25時間かかる。

世界は広い。まだまだ行きたい国はいっぱいある。元気でいなきゃ。仕事も頑張らなきゃ。青年海外協力隊は無理だけれど、シニア派遣があるし。その前にもう一度海外日本人学校に行きたい。元気でありがたい。

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X JAPAN Yoshiki のこと

先日何気なくテレビをつけてたら、ちょっと驚く内容の番組をしていた。

中居正広金スマX JAPAN Yoshikiが自分のこれまでのことを語るものだ。

X JAPANのhideが好きだった。ピンクスパイダーとかダイズとか、カラオケで歌える。そのhideはもう亡くなっている。20年くらい前か?

今調べたら、1998年5月2日だった。20年前だ。自殺と言われている。

身近な人をそういう形で失くすのはものすごくショックなことだと思うが、YOSHIKIは、3人もそういう形でなくしている。hideの他にX JAPANの昔のメンバーと父を。

はーーーー。びっくり。そういう業の方はいるのかもしれないとも思う。

事故に遭いやすい人。変な人に絡まれやすい人。私は、誰もいない店に入っていたら次々に入ってくることがある。道もよく聞かれる。中国生活時代は1日に3人から聞かれたことがある。当然、中国語で。フェロモンのせいかもしれない。すみません、うそです。単に聞きやすそうなぽやっとした顔なんだと思う。おかげで「不知道 ぷーちーたお(知りません)」という中国語は早く覚えた。f:id:machimachi22mermaid:20180403055612j:plain YOSHIKIさんの今があるのは、そういったいろんなものを背負ってきたからなのだなあ。ああ、驚いた。

レッドスパロウ

f:id:machimachi22mermaid:20180402045759j:plain新年度最初に見た映画「レッドスパロウ」、しびれた。

スパイ映画が好きだ。007もミッションインポッシブルも全部見ている。女性が主人公ならなおいい。

15年以上前の韓国映画「シュリ」は3回見てDVDまで買った。パソコンを初めて買ったとき、ハンドルネームをイバンヒと名乗った。シュリの主人公女スパイの名前だ。

ジェイソン・ボーンのシリーズも大好きで、脇役の女性ニッキー・パーソンズをしばらく名乗っていた。なりきるのだ。

フィンランドにあるスパイ博物館はよかった。日本語で書かれた説明書があって楽しめた。ワシントンのスミソニアンのスパイ博物館は大きくて立派だったけれど日本語はどこにもなくてわからなかった。言葉、大切。

私は日本語は達者だけれど、英語も中国語も中途半端だ。もうちょっと真面目に勉強すればものになるのだろうけれど生来怠け者だ。国語のことだけは頑張れる。

レッドスパロウは予告の時から注目していたのだけれど、予想以上に良かった。ジェニファー・ローレンスはもったり顔でキレる感じではないけれど、クールに決めていてよかった。ヌードになるところもかっこいい。

なぜこんなにスパイが好きか。別人になることができるからか。私は何になりたいのだろう。まあ、アンジェリーナ・ジョリーレディ・ガガあたり。

レッドスパロウのキャッチコピー「私は、国家の美しい武器」これもいい。言ってみたいわあ。

もう一回見ようっと。