なぜ中村さんは殺されなければんらなかったのか。
医師、中村哲さんの死から1週間になる。
医師としてアフガニスタンに生きながら、現地の人の生活根本を立て直すために、灌漑を行い、水と緑を復活させた。食糧が得られ、清潔で安心な生活が送れるよう手助けをしたのだ。
そんな中村さんがなぜ殺されなければならなかったのか。あまり報道はされていない。
昨日知り合いの人からそれを聞かれて、
「平和になったり、庶民が安定した生活を送るようになったら都合が悪い人がいるんじゃないですか。」と答えた。
世の中には、損得でしか物事を考えない人がいて、中村さんがしていることがうっとおしいと思う人がいたのだろうと思う。平和で安定した世の中になったら儲からないとか、自分たちの生活がおびやかされるとか。武器商人はそうだろうし、外国人をよく思わない人もいるだろう。なんとも理不尽な話だけれどもそれが現実なのだ。
知り合いの人は「ニュースで現地の人は泣いていなかったけれど、日本から来た娘は泣いていなかった。きっと日本の家族には情がなかったのでしょうね。ずっと離れていたし」
というから、私は全力で反対した。泣くことが嬢のありなしではない。離れていることも関係ない。日本の家族もどんなに悲しんだか、息子さんの弔辞を聞けばよくわかる。本当に悲しいときは涙の出ないことがある。現実として受け止めきれないのだ。
中村さんのことを知れば知るほど、もっと知りたくなる。どうしたらあんな貴い生き方ができるのか、と。
中村哲さんのこと
ニュースを見るたびに涙が出る。
中村さんの長男の方の弔辞も立派だった。まず、亡くなった運転手や警備の方の冥福を祈り、その家族に弔意を示すことから始めるのだ。
でもって、現場主義だった父の話、、、、
行動しか信じない、、、そうですよね。私も授業で勝負したい。人の授業見ながら、自分がどうすればいい授業ができるかと考えてる。机上の空論はいらない。私は、子供たちがわかる、学ぶことが楽しいと思える授業をしたい。できる喜びを味あわせたい。物事の本質を見極めていきたい。
全く大切なことはつながっている。
中村哲さんのこと
ニュースを見るたびに涙が出る。
中村さんの長男の方の弔辞も立派だった。まず、亡くなった運転手や警備の方の冥福を祈り、その家族に弔意を示すことから始めるのだ。
でもって、現場主義だった父の話、、、、
行動しか信じない、、、そうですよね。私も授業で勝負したい。人の授業見ながら、自分がどうすればいい授業ができるかと考えてる。机上の空論はいらない。私は、子供たちがわかる、学ぶことが楽しいと思える授業をしたい。できる喜びを味あわせたい。物事の本質を見極めていきたい。
全く大切なことはつながっている。
吉野彰さんと中村哲さん
先週からこの二人のニュースがよく聞かれる。
ノーベル賞をとった吉野彰さん71歳とアフガニスタンで銃弾に倒れた中村哲さん73歳。どちらも誇らしい日本人だ。
吉野さんは今、ノーベル賞授賞式のため奥様やお孫さんなどとスウェーデンに行っている。
中村さんの奥様と娘さんはアフガニスタンに行って中村さんの遺体と対面して一緒に帰ってきたところだ。
同時期にこの大きな境遇の違いはなんだ。中村さんはノーベル賞平和賞の候補にもなるような人だというのに、なんと悔しい苦しいことか。中村さんの生き方を知るごとに、こんな尊い生き方をした人がいたのかと目を開かされる。
NGOの医師としてアフガニスタンに行きながら、人々が安心して暮らせる環境こそが大事だと灌漑を行い緑いっぱいの国土へと変えて行ったのだ。
途中日本人の青年が襲撃にあってからは、ほかの日本人を帰国させて自分だけ残って現地の人と切り開いて行ったという。
なぜそんな人が殺されないといけないのか。
きっと戦争によって得をする人がいるのだろう。小さい小さいつまらない人が。
私のしていることはどうだろう。世の中の役に立っているか。誰かを幸せにしているか。良いことをしているか。問い続けながら、現場を大事にしながら進むしかない。
死ぬまでにたい10のこと
ちょっと前に見たこの映画。まあ、そんなに面白いってほどではなかったけれど、死ぬまでにしたい10のことは自分も考えてみたいと思った。
昔、こういう題名の映画や本があったけれど、主人公は若い女の子で病気で亡くなることがわかってて、その前にしたいことを書き出してしていくんだった。今回も設定は似ているけれど、主人公は70歳と40代。こっちの方が今は断然わかるわ。
で、なにするかなあ、、、思いつくまま書いてみる。
アラスカか、フィンランドあたりでオーロラを見たい。
きれいな海で1ヶ月くらいのんびり過ごしたい。本読んだりぼんやりしたり。
イースター島かガラパゴス諸島に行って モアイか動物を見たい。
体重を15キロ減らして、身軽になりたい。
マラソン完走したい。
たくさんの人に読まれる本を出したい。
、、、、ここらで止まるなあ。健さんと会いたかったけれどもういないし、じゃあ会いたい人はと考えると思いつかない。稲垣恵美子さんや西館牧子さんみたいな好きな作家さんに会いたいなあ。色恋沙汰はもう興味ないなあ。あ、いや、尊敬できるパートナーがいればそれは幸せだと思うけど、一人でも楽しいのよね、今。あと四つ。
世界一周の船旅がしたい。
英語が話せるようになりたい。
父母が幸せだと思える暮らしの手伝いをしたい。そりゃなんだ?
書くことと関わる仕事を続けていきたい。
んー、こんなところかな。痩せたいとか英語しゃべれるようになりたいとか、、、努力しろって感じ。あとはどっか行きたいのが多い。1つづつ叶えていこう。
岡本太郎の沖縄
12月1日映画の日。朝イチからシネマクレールで「岡本太郎の沖縄」という映画を観た。しかも監督の葛山さんのトークショウもある。
この写真は岡本太郎さんが撮った写真だ。この女性は久高ノロと言って、沖縄の久高島に住む呪術師というか巫女というか、そういう立場の方だ。久高島は神の島と言われているらしい。
映画もなんだか人間の根源を問われるような、懐かしいような、尊いような、いい映画だった。満月の時に久高島に行って月光浴をしたい気持ちになった。
ノロだけでなく、芭蕉布の人間国宝になっている方とか、若者たちの伝統的な踊りだとか、昔から延々と続いているものがテーマになっていた。続いているものって理屈抜きでなんとも言えない力があるのよね。続くってこと続けるってこと、大事。
沖縄、行きたいわあ。監督さんの話はこの後希望者とで1時間ほど続いて、それもまた面白かった。映画の撮り方とか、沖縄の深い話とかあって。ちゃっかりサインももらいました。わかりにくいけど、妙に心に残る映画でした。
次の国内旅行は、やはり沖縄だな。久高島、西表島は必須。待っててねー、島!
心と向き合う
なんであんな小さなことにイライラしていつまでも心が晴れないのか、自分の心に向き合ってみる。
一番はプライドが傷ついたことだな。自分はもっとできると思っていたのに、大したことのないみっともない自分に傷ついた。
わかっていたはずなのに、再確認してしまった。しかも相手はつまんない人。つまんな人に踊らされた自分が悲しい。つまんない人と言ってしまう自分もまた不遜でつまんない。
あの日の後、仲間と美味しいものを食べに行った。楽しい時間だった。
でも、楽しいばかり、好意的な人ばかり、いいことずくめでは人生流れない。だから、ちゃんと向き合って、次にはもっとすっきり乗り越えられるように自分の器を大きく、勉強もしたいし人格も磨いて行きたい。修行です、人生は。
昨日の話でよかったのは、最後に話された方。その話が聞けただけでも行ってよかった。
「ポジティブには、先生がまず笑顔で教室にいること、。それで生徒は安心して話せる」「地域一小学校一中学校のある中学校は、ある年から入学する生徒の質が随分変わって来た。なぜかと思って小学校に話を聞いたら、変わり始めた年からクリティカルシンキングを教育の目玉にし始めた」てな話。
その方の落ち着いた佇まいや温和な人柄で話も聞こうという気持ちになった。
前日のモヤモヤ元の相手は、言い方がひどかった。全否定的な言葉、喧嘩腰な言い方にこっちまでカーッとなってしまった。それではだめだ。同じ土俵に降りてはダメなんだ。昔、宮沢りえさんが、週刊誌に有る事無い事ほとんどないこと書かれているときに、反論しようとしたらお母さんに「同じ土俵に降りるの?」と、たしなめられたと。そうだね。嫌な言い方する相手に、同じように返しては感情だけのぶつかり合いになってしまう。ちゃんと冷静に返せる、それなりの説得力をもって返せる自分になりたい。修行だ修行だ修行だ。