「大家さんとぼくこれから」

発売日に買って即読んだ「大家さんと僕 これから」

第2段の本だということがややわかりにくい。表紙の色を変えただけの本ではなかろうか疑って、後ろを確かめた。

そしたら発行日が買った日になっていたし、第2版とも書いていなかったし、改訂版でもなさそうだったので買った。

予想通りよかった。週刊新潮には出てなかった話もいっぱいあって、完結してて、本当にいい本だった。

この本を買う前に番外編の本「大家さんと僕と僕」が出たけど、それはまあまあだったから、第2段は純粋に漫画でよかった。

番外編もよいのよ、でも漫画には及びませんから。

本の装丁は元祖本をフィギアにしていてあったかい色使いでとってもいい。

今回の「大家さんと僕 これから」は、大家さんが去年亡くなっている頃に連載されていたものと、休載を経て書かれたものが主だ。

そうなのだ、去年大家さんが亡くなられた時、休載になって、しばらくして始まったけれど、漫画の世界の大家さんも終わったのよね。矢部さんがどれだけ大家さんを大切に思っているかわかる漫画でした。大家さんがとっても魅力的。

私も闘病中の友人に、漫画なら疲れないかと「大家さんと僕」を貸したのよね。ほっこりするかなあと。5月頃でした。感想は何も言ってなかったなあ。

大家さんは東京オリンピックまで生きたいと言っていたけれど亡くなってしまった。友も。

だから私はちゃんと生きようとやっぱり思うのです。やりたいことや世の中のためになることはなるべくして、生きていこうと思うのです。