コロナ17写った蛍

コロナから朝晩ウォーキング、ランニングをする人が増えました。

私は休日の五時過ぎに朝ウォークすることがあります。そんな時間でも7、8人の人とすれ違います。近所の庭や畑を眺めると、琵琶が小さく実っていたり、無花果が香って来たりします。鉄線や釣鐘草が美しく咲いています。

昨日の夜、足守に蛍を見に行きました。その前日矢掛の宇内に行ったのだけど、人は多いし、車が通るとライトが光るしゆっくり見られる感じではありません。それでも八時を過ぎると2、30匹の蛍が見えてうれしかったです。

しかし、昨夜の足守蛍は最高でした。

観光場所ではなく、友人宅から歩いていったので人は少ないし、車は通らないし、小川のせせらぎ、蛙の鳴き声、虫の音が聞こえる中、30以上の蛍がふわりふわりと舞っていました。夏の匂いも感じました。蛍は五感で感じるものなのですね。あまりに美しくて涙が出ました。

また、来年も見えるでしょうか。桜と違って、自分から見に行かないと目にすることはできません。海外旅行と同じです。

そう、蛍をこんな風に見たのは10年以上ぶりです。コロナで遠くに出かけられない分、近くでこんな素晴らしいものに出会えます。

そうなんです、県外に出られません。不要不急で出たとしても、職場に報告して2週間休まないといけないなんて。いつまでこんな状態が続くのでしょうか。職場の人にうつすわけにはいきませんからしかたありません。

近くをじっくり楽しもう。まだまだ行きたいところがあります。