お盆の過ごし方
ここ何年も、お盆は旅に出ていた。
去年はマラウイ。一昨年はミャンマー。その前は台湾。その前は東北。その前は東欧。その前はアメリカ。その前は、、、。とにかくお盆は長期の休みが取れるので旅ばかりして来た。
今年は、なんとなく行きそびれて、地元で過ごした。そうしたら懐かしい人にたくさん会えた。
大学時代の同級生。高校時代の同級生。初任校の同窓生。懐かしい面々と懐かしい話に花が咲いた。初盆を迎える友の家にも行けた。
大学時代の同級生は、私が送った写真を喜んでくれて、墓参りした際、
「あの頃、大学に行かせてくれたおかげで、たくさんの友達ができて、今でもこうやって会って楽しく過ごせているよ」と、両親に報告したそうだ。
両親とも亡くなっているのね。私は両親とも生きているけれど通院している母と入院している父がいる。そんな年代だ。
んでもって、今、母の通院する病院にきたのだけれど、駐車場の傍にある団地があやしい。1970年代の香りがする。
小学生時代、団地に住む人がいて、転校生で、地元民とは一線を画していた。あの団地はどうなったんだろう。
目の前に見える団地も今は住んでいる人はほとんどいないように見える。なんか物語が書けそうだ。書けないけど。
どっこも行ってないおかげで本は読んでいる。
「ツレがウツになりまして」シリーズは漫画だし、父の病気と重なるしですぐ読めた。同窓会で会った同級生の夫もそうだからと勧められたのだ。昨日は樹木希林さんの最新刊の本を読んだ。「この世を生き切る醍醐味」面白い。希林さんの生き方は参考になるわあ。人と比べず機嫌よく生きていきたいわ。
いやはや、ゆったりお盆もまたよしだ。